色も種類も豊富なビーズはついつい必要以上にコレクションしてしまうほど魅力的です。
1粒1粒はとても小さいので、やはり作品作りにはまとまった数が必要になってきます。
たくさん集めたビーズを、作品作りの時などにうっかりこぼしてしまうハプニングも時には起きてしまいます。
こぼしてしまったビーズが8mmなど、ある程度の大きさがある場合はまだ拾い集めやすいのですが、シードビーズのような小さなビーズになると本当にやっかいです。
目次
掃除機で吸い取る
1粒ずつ拾い上げるのが困難なほど、数がそれ相当にこぼれてしまったときは、掃除機で吸い取ってしまう方法で一気に拾ってしまうほうが簡単です。
ただし、そのまま掃除機のスイッチを入れてしまっては、ビーズを捨てることになってしまいます。
そこで、ストッキングを掃除機の吸い込み口にしっかりとつけからスイッチをいれます。ある程度、ビーズが取れたら箱の上などでスイッチを切りビーズを落とします。とても効率がいい収集法です。
くれぐれもストッキングが外れてしまわないよう気をつけてください。目の細かいガーゼでも代用は可能です。
ハガキで集める
ハガキを2枚用意します。こぼれてしまったビーズをハガキをチリトリのようにしてそっと一箇所に集めます。勢いづくとさらに床にビーズを転がしてしまうことになるので、ハガキも弾かないようにそっと集めます。
一箇所にビーズを集めたら、集め終わったビーズを入れる箱を近くに置いてから両手で持ったハガキを両側からチリトリを両側から挟み込む要領で2枚をあわせます。Vの字のようにハガキがあったところで中央に集まったビーズをのまま持ち上げ、箱などに移します。ハガキがずれるとまたビーズがこぼれてしまうのでゆっくり丁寧に集めます。
ハガキのかわりに適当な大きさにカットしたクリアファイルや、カットした牛乳パックを使うこともできます。
100均のテーブルほうき
100均のオフィス文具コーナーにテーブル上で使う消しゴムなどのカスを集めるミニほうきが売っています。小さなチリトリとセットで販売していることもありますので、セットならなお便利です。
テーブル用のほうきがなくても、幅広のハケ(毛が固めのもの)でもほうきの代用にして集めることができます。
テープで接着してとる
あまり小さなビーズにはオススメできませんが、ガムテープや絨毯などの上を転がして掃除をする粘着テープで接着して収集します。
せっかく集めても、その後の収集が大変な方法なので、こぼれたビーズが少なめか、少し大きめのビーズのときにお薦めします。
せっかく集めたビーズですが、どの方法でも色別に集めなおす方法は残念ながらありません。
また必ず埃も一緒に拾い上げてしまっています。色の分別と埃の分別は全て手作業となってしまいます。
こぼさない工夫をしておく
まず第一にこばさない工夫をしておくことが確実です。
1種類ずつ、蓋などをしっかりしめながら作品を作ることを習慣付けするのが一番です。
また分別した容器をさらにトレーなどの上に置いておくのも1つです。トレーの上でならこぼれてしまっても受け皿になってくれるので収集が簡単です。
大切なビーズが拾いきれずにゴミ箱に捨ててしまわなければならないことだけは避けられるように先手をとっておくことをお薦めします。