ビーズアクセサリーは最低限ビーズとテグスがあれば作れますから、留め具が必ずしも必要というわけではないのです。留め具というのはカニカンやヒキワ、アジャスター等の事を指します。
しかしいろんな作品を作っているうちに絶対に必要になってくることがあるはず。この記事ではビーズアクセサリーで使う基本的な留め具の留め方をご説明いたします。
目次
ヒキワ・カニカンを使う場合
これならば平ヤットコとつぶし玉が必要です。まず、テグスかワイヤーに留め具を通したらつぶし玉を一つ通しましょう。
ワイヤーの先端をつぶし玉へ戻し通し、適当な長さまで通したらつぶし玉を平ヤットコでつぶし固定しましょう。後はお好きなビーズを通してカットすれば完成です。これが基本的な使い方になります。
(つぶし玉とは、テグスに通してつぶすことでビーズを引っかからせ止めることや、先端を綺麗に見せることができる便利な金具です。相場は大体20個で100円前後)
そしてテグスなどの紐系ではなくチェーンを使う場合は、つぶし玉ではなく丸カンやCカンの金具が必要です。こちらはチェーンとヒキワの間を丸カンで留めるだけなので、全く難しくありません。
アジャスターを使う場合
アジャスターは「調節する」という意味で、よくネックレスやブレスレットに使われていますね。
そしてこれを使う時には必ずと言っていいほどヒキワ・カニカンが必要になります。これらがないとアジャスターと別パーツを繋げることができません。
使い方は至ってシンプルで、例えばネックレスならば端に丸カンとアジャスター、反対の端にはヒキワなどの留め具を付ければ完成です。
アジャスターとヒキワ・カニカンについては基本的なテクニックなので覚えておきましょう。
ちょっとした小ネタで、アジャスターは一般的なチェーンよりも輪が大きく作られていることが多いです。
アジャスターの先端を切り取ってチェーンとして使うなど、ちょっとだけ工夫してみたら自分だけの独創的なアクセサリーが作れるかもしれません。
マンテルを使う場合
ブレスレットで主に使用されているこの留め具は多くの作品で使われることはありませんが立派な留め具で、上手に使えばアクセサリーの存在感をグッと引き出してくれる魅力的なアイテムです。
マンテルの最大の特徴として「対で使う」が挙げられ、一つは丸っぽい形状、もう一つは棒の形の金具があります。
どちらの金具も輪が付いているため、そこに丸カンと組み合わせて使います。両端の丸と棒の二つの金具を留め具としてひっかけましょう。
これは他の金具と違いデザインが豊富で、丸の金具がハート型だったりスクエア型のものもありついつい集めたくなってしまうようなものばかり。
丸カンなどもデザイン金具として使われることが多いですが、マンテルは大きく形が違うので、そこもまたお洒落に魅せるためのものですが同時に上手く使うのが難しいポイントでもあります。
さいごに
留め具を上手く使うことで作品の幅もクオリティも大きく上昇します。
一つの作品から留め具を一つ買えるだけで全く別のものに変身することもありますので、初心者の方でも怖がること無くどんどん新しい金具や留め具を触ってみてください。